健診センターにおいて、保健師は受診者の診断結果に基づいた生活指導が主な業務内容になります。生活習慣病予防に関することや受診者の生活における悩みに基づいて、必要なアドバイスをしていきます。的確なアドバイスをするために、健診センターで働く看護師には専門的な知識が求められます。受診者ごとに、生活で抱えている悩みや生活習慣病予防などのために必要なアドバイスには違いがあります。さまざまな受診者にとって意味のある生活指導とするためにも、健診センターの保健師には幅広い専門的知識が求められると押さえておきましょう。

そして、知識があっても、受診者にわかりやすく説明できるスキルがなければ意味がありません。受診者の悩みに寄り添ったアドバイスが求められる仕事なので、説明する能力だけではなく、受診者の悩みを聞き出すコミュニケーションスキルが必要です。上手に話すことが必要なスキルと思っている方もいますが、話の上手さよりも、会話のキャッチボールを通して受診者に寄り添った生活指導ができるコミュニケーションスキルが重要です。

健診センターの保健師にコミュニケーションスキルが必要な理由には、看護師や医師と連携が取りやすいという点も挙げられます。保健師だけではなく、健診センターでは医師や看護師も働いています。同じ職場で働く異なる職種の方とコミュニケーションを取って連携することで、働きやすい環境を整えていくことにつながります。